マレーシアの介護サービス付き高級コンドミニアム見学からこれからの介護医療ビジネスを考える

100%介護サービス付き高級コンドミニアムの見学inマレーシア

Rei Seraya Residence今月は最近話題の介護サービス付きコンドミニアムのショールームRei Seraya Residence Discoveryを見学してきましたのでその内容をニュースにしました。

日本の介護サービスの最大手「メディカルケアサービス」がマレーシアのアンパン通りのグレンイーグルスの隣にオープンした介護サービス付きのコンドミニアムのショールーム「ディスカバリー・ギャラリー」は、介護用のベット、ナースコール、介護用のシャワーやトイレ、廊下への手すり等高齢者向け専用に細かな配所がなされた施設になっており、基本的な構成は日本の介護施設と同じです。

あえて日本の介護施設との違いをあげれば、お風呂がないくらいですが、マレーシアではお風呂に入る習慣がないので、必要ないものですね。

施設マレーシアの介護施設の多くは、認知症の人は施設側の対応ができずに入居を断るケースが多いようです。 一方、Rei Seraya Residenceが予定している介護サービス付きコンドミニアムは認知症の方の受け入れも可能だそうです。 さらに、隣にグレンイーグルス病院があるという立地上の強みがあるので万一の時も対応が比較的早い事が期待できると思います。

完成は2022年と少し先ですが、マレーシアの平均寿命は74.7歳。(2016年マレーシア統計局) 現在マレーシアの老年化指数は、若年人口(15歳未満)に対する老齢人口(65歳以上)比率(老齢人口/若年人口)65歳以上/15歳以下)0.3以下とまだ低いですが、きれいなピラミッドを構成していることもあり、これから高齢化が本格的に始まります。 過去2000年から2016年までの間に平均寿命が2.5年延びたこともあり、今後も経済の発展に伴い、医療水準の向上が見込まれることから、さらに平均寿命が延びることが予測されます。

まだ本格的な介護関連ビジネスに参入している企業は多くないこともあり、
競争がまだ少ない「今」がまさにチャンスだと思います。

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