最近会社秘書役を変えて良かった3つのこと
マレーシアで会社を設立するには会社秘書役(カンパニーセクレタリー)を任命することが義務づけられています。
カンパニー役割の主な役割は会社登録委員会(SSM)に対する法定届出や登記事項申請、株主総会の準備、参加、議事録、株主、取締役、資本金等の変更手続きですが、監査法人とも連携しており、一連の業務をお任せすることになるので選定には信頼でき、色々相談できるカンパニーセクレタリーを選ぶことが重要です。
従業員の給与計算やEPF,SOCSO、EISの登録、支払いなどから、ビジネスライセンス取得サポート、月次の会計など、追加のサービスなど、会社秘書役はビジネス並びに人以外の全てのサポートをしてくれます。もちろん全て有料ですが。
会社を設立してから2年が経過したこともあり、このタイミングで今後のビジネスの方向性、費用の見直しなどを行った結果、会社秘書役に対する支出が以外と大きいことを受け、思い切って会社秘書役を変えることにしました。
会社を設立するといろいろな維持費用がかかりますが、毎月の会社秘書役費用に加え、給料計算、経理事務、年度の個人の所得税、監査費用など会社の売上規模にもよると思いますが、売上規模が小さなうちは結構大きな負担です。
会社を起業することを決めた皆様は、最低3年くらいは頑張ってみようと思うかと思います。会社を設立する際は起業のコストだけでなく、ランニングコストもきちんと見積もりをもらい、トータルでいくらかるのか、会社を閉鎖する時の費用も含めて、総合的に会社秘書役を選定することをお勧めします。
会社秘書役は大きく分けて、日系かローカルがあります。また専門性も多岐にわたり、会社を起業することに特化されていることもあれば、ビザ取得に強いところ、ビジネスに明るいところ、日本語のサポートを受けれるところ等々。どのような会社秘書役を選ぶかは、求めるものによると思います。
新しい秘書役は下記3つの理由で選びました。
- 1)年間の会社秘書役へ支払う年間の費用がこれまでの1/2以下
- 2)明朗会計。個別相談も工数単価x時間での請求。会社秘書役からの毎月の請求、年次の費用がプライスリストの一覧で提示してクリアであること。
- 3)会社秘書役だけの業務でなく実践でビジネスをされている秘書役であることから、いろいろな角度(特に税金対策)からアドバイスが期待できる。
それ以外にも、医療ビジネス関係の情報交換もできること、共通の趣味があるということ、ビジネス面でWinWinの関係が築ける可能性があることなど、新しい会社秘書役に対する期待はこれまでの何倍以上にもなります。
このような会社秘書役にめぐり合えたのも縁としか言いようがありませんが、起業して早いタイミングで出会えたのはとてもラッキーだと思います。
新会社秘書役が本当のビジネスパートナーとしてHMSのビジネスを拡大し、本当の意味での会社発展をサポートしている会社であることを信じたいと思います。
同じように、会社秘書役・監査会社について迷っておられたり、悩んたりという方で、会社秘書役を変更しようかどうかご検討されている方がいらっしゃましたら、ご紹介することも可能ですので、お気軽に問合せ頂ければと存じます。
本業はマレーシアへの医療ビジネス進出のコンサルですので、何かご縁がありましたら、ご紹介、お問合せいただければ幸いです。
最近の実績
- 1)METI(経済産業省)のマレーシアヘルスケアシステムの調査アポイント同行
- 2)シニアツーリズム調査
- 3)ローカル企業から日系企業へのアプローチサポート
- 4)手術用手袋の市場調査
- 5)私立病院、介護施設の見学アレンジ
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