メディカル・フェア・タイランド2019への参加から考察するアセアンへの医療ビジネス進出
メディカルフェア タイランドへ参加して思う、日本の医療ビジネスのアセアン海外進出について思う3つのこと
2019年9月11日(水)から9月13日(金)の3日間、メディカルフェアに参加しました。
関係筋によると、タイで9回目の開催となる今年は、来場者も11,000人を超えてレコードを記録。参加国も60カ国と大変盛り上がったようです。
https://www.youtube.com/watch?v=1DLniY36zEo&feature=youtu.be
昨年開催シンガポールで開催されたメディカルフェアとは日時や会場も違うので単純に比較はできませんが、個人的な感想としていくつかご紹介します。
①差別化できる商品が見られた
日系企業からは売れる状態の商品(商品が完成している、少なくとも医療機器の登録が日本で完了している)の展示が増えていた。昨年のシンガポールの出展からバージョンアップした企業や新規参加企業も含めて、ブースに目を引く商品が展示されていた。
トライアル的に出展された企業や、タイ以外での販売展開のため、アセアンでの代理店募集など、マレーシアでの展示会参加に意欲がある企業など積極的な企業の動きを感じることが出来た。
②参加団体の増加
昨年:東京中小機構と大阪商工会議所・神戸医療産業都市機構の2団体から参加
今年:上記に加えて、福島医療機器開発支援センターからも参加
写真:Medical Fair Thailand Website
今後もこの流れで、各都市の医療関連団体の参加が増える可能性が示唆される。 来場者もシンガポールよりタイのほうが初日から良かったようですが、毎年訪問者が増加傾向なので、来年はより多くの参加団体・企業があると感じた。
③ナショナルパビリオンの違い
一方、ベルギー、フランス、香港、台湾、中国、ブラジル等とナショナルパビリオンでプレゼンスを示す一方、日本はジャパンとしてのブースがなく、参加団体や企業ブースが会場のあちこちに点在していた。日本の小さい国旗の提示はブースにあるものの、ジャパンとしてのプレゼンスが他の国と比較すると低いように感じた。
写真:Medical Fair Thailand Website
全体を通じた感想ですが、日系企業の海外展開は今後も増加傾向、差別化できる可能性がある製品がブース出展を続けることで、毎年毎年少しずつですが、進出成功企業も出てくるかと思います。HMSの営業活動も今年はお陰様で、効率良く完了することが出来ました。
展示会だけの活動では、十分な情報を得ることが難しいこともあると思いますし、特に代理店探し、どのように代理店を選択するか?登録の問題などもあるので最初の一カ国が非常に重要です。HMSにご相談頂ければ、そんな不安を解消します。
アセアンへの医療ビジネス進出なら是非HMSにお任せ下さい!
HMSで出来ること
- ①
- 市場調査
- 競合メーカー、商品、価格、ニーズ等の調査
- ②
- 視察
- 候補代理店アポイント取得、同行通訳
介護施設、病院、クリニック見学のアレンジ
- ③
- コンサルティング
- 販売戦略立案、販路開拓提案
展示会出展支援、代理店選定に関するコンサルティング
- ④
- 他
- マレーシアでの臨床評価(提携)
最近の実績
- ・
- 対外診断薬の市場調査 調査期間 約1ヶ月
- ASEAN5ヵ国(マレーシア、タイ、インドネシア、ミャンマー、フィリピン)
- ・
- 販売代理店候補のリストアップ 調査期間1ヶ月
- 介護関連商品、漢方、リハビリ機器、サプリメント他
- ・
- 販路開拓支援 2日間
- メディカルツーリズム代理店候補のリストアップ、アポイント同行・通訳
主な執筆・講演実績
- ・平成31年度「国際ヘルスケア拠点構築促進事業
マレーシア医療環境調査レポート」への情報提供協力
詳細はこちら - ・医機連アジア分科会セミナー講師(2019.4)
詳細はこちら - ・JETROクアラルンプール、ヘルスケアセミナー講師(2018.3)
- ・第81回JACTIM中小企業講座セミナー講師(2017.11)
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